調査は全米3000人が対象。SiriやAlexaといったAIを活用した音声認識システムが各地のアクセントを認識できるかどうかを尋ねた。それによると、米国南部のアクセントが最も認識しにくいことが分かった。「You all」が「Y’all」となるといったユニークな表現や、母音をゆっくり伸ばすタイプの発音「Drawl」にAIが混乱。誤認識が頻繁に発生するという。2番目はニューヨーク市。生粋のニューヨーカーが「the best dog park in Manhattan」を発音すると「the best ‘dawg’ park in ‘Manhatt’n’」、「Thirty-Third and Third」は「Toidy-Toid and Toid」になる。さすがのAIもこれにはお手上げだと説明されている。3番目はニュージャージー州。以下、テキサス州、マサチューセッツ州ボストン、アパラチア地方、ロングアイランド、カリフォルニア州サクラメントなどのカリフォルニアバレーと続く。9番目のフロリダ州マイアミでは南部英語にキューバのスペイン語が混じり合い、12番目のケイジャン地方はフランス語が影響するなど、地元に住む人々の文化的背景も関係する。