I’m donut? タイムズスクエアに初出店
日本発、口の中でとろける生ドーナツ
日本で大人気の生ドーナツ専門店「アイムドーナツ?(I’m donut? )」が今年10月、タイムズスクエアに初出店する。海外進出第1号店となる。5日、タイムアウトが報じた。
I’m donut?はイタリアンのシェフとして腕を磨いた平子良太氏が創業。福岡発のベーカリー「アマムダコタン」「ダコメッカ」と並ぶ生ドーナツ専門店として、グルメドーナツブームに火をつけた。現在、福岡の天神南、東京の中目黒、渋谷、表参道などに店舗を構える。数種類の小麦と丸ごと焼いたカボチャを練り込んだ生地を使った「生ドーナツ」が特徴。「新鮮で、ふわふわ。口の中でとろける食感」に「私はドーナツなの?」と思わず自問自答してしまうほどだという。
初の海外進出となるタイムズスクエア店は西45丁目154番地、45丁目の6番街と7番街の間にできる。「高品質の天然素材だけを使い、上品な忘れ難いドーナツ」を提供する。また、「カボチャを使った生地をベースに、由来や入手可能性を考慮して追加の材料やフレーバーを考案していく」意向だ。
各店舗はそれぞれユニークなコンセプトを持ち、ドーナツの種類も創造性に富む。例えば、表参道店には自家製カスタードクリームに栗を混ぜた「焼き栗ベリーカスタード」や自家製キーマカレーにグリルした野菜を合わせた惣菜ドーナツが限定商品として並んでいる。
店舗やパッケージのデザインにもこだわりを持つ。内装外観も店によってまちまち。表参道店はポップなピンクがテーマカラーで、店内がその色に統一されている。
平子氏は声明文の中で「ニューヨーク市は世界中から人が集まる」と指摘。「味覚には鋭い洞察力を持つグルメの街でもある。I’m donut?のドーナツを世界中の人に味わってもらうのには最適の場所だと考えている」と続けた。タイムズスクエア店がどんな店舗になるか今から楽しみだ。
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