イスラム機構、安保理の介入要請

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共同通信
6日、殺害されたシュクル司令官のポスターの前で演説を聞く支持者ら=ベイルート(ゲッティ=共同)

 【テヘラン、エルサレム共同】イスラム協力機構(OIC)は7日、イスラム組織ハマスの最高指導者だったハニヤ氏暗殺を巡り、サウジアラビア西部ジッダで緊急外相会議を開催した。採択した声明で暗殺の全責任はイスラエルにあると非難し、国連安全保障理事会に即時介入を要請した。イランはイスラエルへの報復に理解を求めたが、支持は広がらなかった。

 イランのバゲリ外相代行は会議で「安保理の適切な行動がない以上、正当防衛の権利を行使する以外の選択肢はない」と強調した。サウジアラビアやエジプトなどは外相が欠席し、代理が出席。紛争拡大を懸念し、イランに同調しない姿勢を示したとみられる。