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共同通信
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宮崎県で震度6弱を観測するなどした地震を受けて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表され、警戒ムードが高まる中、お盆の帰省ラッシュが本格的に始まった。羽田空港発の国内線は、被害が想定される地域へ向かう便も含め多くが満席に。JR東京駅では、臨時情報によって減速する東海道新幹線を中心に、下りの指定席が相次いで埋まった。古里や行楽地で楽しみつつ、備えも忘れずに過ごすお盆休みとなりそうだ。
お盆期間中、JR旅客6社の新幹線と在来線の指定席予約は7月25日時点で前年比約1.2倍。航空各社の国内線予約は前年並みだった。高速道路は10キロ以上の渋滞が前年の約1.6倍発生する見込み。