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共同通信
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茨城県の海岸で11日、水難事故が相次ぎ、子どもを助けようとした55歳の男性と、泳いでいた20代男性2人の計3人が行方不明となった。いずれも地元消防などが捜索している。
県警によると、鉾田市上沢の海岸で午前8時過ぎ、かすみがうら市在住でタイ国籍の男性会社員が溺れた子ども2人を救助しようと海に入った。子どもは一緒に来ていた父親の友人らに救助されけがはなかったが、父親は行方が分かっていない。
午前5時50分ごろには、鹿嶋市平井の平井海水浴場で、20代男性2人が沖に流されて行方不明になった。高校時代の同級生計8人で海水浴に訪れ、うち4人が海に入って遊んでいた際、波にさらわれた。