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共同通信
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海上自衛隊の拠点がある千葉県木更津市で、明治時代の旧日本海軍のレシピにあった洋風の肉料理「フーカデンビーフ」が復刻された。市内の飲食店やホテルが今夏、カレーライスにのせて提供を開始。関係者は「観光の目玉として、人気のご当地グルメになれば」と期待している。
フーカデンビーフは、ゆで卵を牛ひき肉で包んで蒸し焼きにしたもの。1908(明治41)年に発刊された「海軍割烹術参考書」に載っているが、少なくとも昭和以降は部隊内で提供されてこなかったとみられる。
海自の航空補給処がある木更津市には、戦前から海軍が拠点を設けていた。市や地元商工会議所は海自などと連携し、ご当地料理企画を昨夏から始動。艦艇内で毎週金曜日に食べる習慣がある、カレーを柱に据えた。