米議会選敗北危機で撤退

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共同通信
バイデン米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米民主党のバイデン大統領は11日放送のCBSテレビのインタビューで、大統領選撤退の判断について、大統領選と同日実施の上下両院選でも敗北するとの危機感が民主党内で高まっていたことが背景にあると明らかにした。「多くの民主党議員は私が悪影響を与えるのではないかと考えた」と説明した。

 撤退前の世論調査では、自身と共和党のトランプ前大統領の支持率は「拮抗していた」と強調。「大統領であることは名誉だが、最も重要な義務を果たさなければならないと考えた。それはトランプ氏を倒すことだ」と語った。

 インタビューは7日に収録された。