ウォルズ陣営、虚偽説明か

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共同通信
ウォルズ・米ミネソタ州知事=13日、ロサンゼルス(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米CNNテレビは15日、大統領選の民主党副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事が2006年の下院選に出馬した際、1995年に飲酒運転容疑で逮捕されたことを巡り、陣営が虚偽の説明をしていたと報じた。飲酒はしておらず難聴のため飲酒検査に引っかかったと主張したという。本人は裁判で飲酒運転したことを認めている。

 ウォルズ氏は95年、ネブラスカ州で時速88キロ制限の道路を時速154キロで走行し、警察に止められた。検査の結果、血中アルコール濃度が基準値を上回っていることが分かった。下院選の選対担当者は06年、逮捕当時は飲酒しておらず「訴追は撤回された」と虚偽の主張をしていた。