Published by
共同通信
共同通信
【ベルリン共同】ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙電子版は17日、同国が来年の予算案に計上した対ウクライナ軍事支援は40億ユーロ(約6500億円)で、今年の約80億ユーロから半減する見込みだと報じた。ショルツ首相やリントナー財務相は緊縮財政を進めており、追加支援は当面認められないという。
リントナー氏は来年以降の支援について、先進7カ国(G7)や欧州連合(EU)が議論を進めるロシアの凍結資産から生じる運用益で補うことを見込んでいるが、実現時期は見通せないとされる。
キール世界経済研究所によると、ドイツの今年6月までの軍事支援額は米国に次ぐ2位。