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共同通信
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自民党の河野太郎デジタル相(61)は9月の党総裁選に向け、週内に立候補表明する方向で調整に入った。関係者が17日明らかにした。上川陽子外相(71)は岸田文雄首相に出馬意欲を伝達した。小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は19日に国会内で出馬会見する方針。首相の不出馬表明後、石破茂元幹事長(67)や林芳正官房長官(63)、加藤勝信元官房長官(68)ら10人程度が続々と出馬に意欲を示し、推薦人の争奪が繰り広げられている。
河野氏は出馬すれば2021年の総裁選に続き3回目となる。関係者によると、16日に所属する麻生派会長の麻生太郎副総裁に立候補の意向を伝え、了承を得た。20日に正式表明する方向だ。
上川氏は17日、自身のXで「昼過ぎに首相に私の決意をお伝えしてきた」と投稿。電話で支持を呼びかける画像も併せて載せた。上川氏は、首相が率いた岸田派のメンバー。
小林氏は新潟県燕市で講演し「数の力で人事やカネを動かすのではなく、能力や経験に基づく人事を行う当たり前の組織に自民党を変える」と訴えた。