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共同通信
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【ピッツバーグ共同】11月の米大統領選で政権維持を狙う民主党の党大会が19日、中西部イリノイ州シカゴで開幕する。22日までで、大統領候補のハリス副大統領(59)は18日、現地入りに先立って最重要州となる東部ペンシルベニア州のピッツバーグ地域をバスで回った。支持者らと会合を重ね、無党派層の票の掘り起こしに向け、てこ入れを図った。
ピッツバーグはラストベルト(さびた工業地帯)に位置し、トランプ氏を支持する白人労働者層が多い。
ハリス氏は副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事(60)のほか、自身とウォルズ氏の配偶者と共にピッツバーグの空港でバスに乗り込んだ。
特定地域をバスで集中的に回る「バスツアー」は有権者と触れ合う機会が多く、過去の大統領選候補も重視する州で行ってきた。
党大会では、ハリス氏とウォルズ氏が正副大統領候補の指名受諾演説をするほか、バイデン大統領(81)やオバマ元大統領(63)らも演説する。