Published by
共同通信
共同通信
石川県野々市市でいじめを訴えていた同市立中学1年の女子生徒が2021年2月に自殺した問題で、生徒の両親がいじめをしたとされる同級生8人のうち1人に165万円の損害賠償を求めて金沢地裁に提訴したことが18日、分かった。16日付。
訴状によると、いじめを行ったとされる生徒が女子生徒からいじめられていると学校に虚偽の申告を行い、クラスで孤立するきっかけを作ったこと、クラスのLINEグループや学校内で仲間はずれにしたことなどが自殺の原因になったとしている。
女子生徒の両親は生徒8人と教員1人に損害賠償を求める民事調停を申し立てた。今回提訴した生徒とは調停不成立に終わっていた。