北―西日本で大気不安定、気象庁

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共同通信
気象庁の庁舎=東京・虎ノ門

 暖かく湿った空気が流れ込んで北―西日本で大気の状態が非常に不安定となるとして、気象庁は20日、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけた。

 発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めるよう求めた。農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。

 また、台風9号は午前6時現在、東シナ海を時速30キロで北へ進んだ。引き続き北上し、沖縄と奄美からは遠ざかる見通し。

 台風9号の中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20m、最大瞬間風速は30m。沖縄と奄美で20日に予想される波の高さは3mでうねりを伴う。