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共同通信
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【シカゴ共同】「ついに天井を破る寸前に来た。今、ひびの向こう側に自由が見える」。米中西部イリノイ州シカゴで19日に開幕した民主党大会で、女性初の米大統領を目指したヒラリー・クリントン元国務長官が登壇。女性の社会進出を阻んできた「ガラスの天井」打破を訴え、民主党大統領候補のハリス副大統領への支持を呼びかけた。
クリントン氏がステージに現れると、全米各地から駆け付けた支持者で満員となった会場は興奮の渦に包まれた。熱のこもった演説が終わると、大歓声が上がった。ハリス氏も当初予定にないサプライズ登壇し「われわれは結束し、前進する」と演説した。
会場はプロバスケットボールNBAのブルズの本拠地でもある屋内競技場「ユナイテッド・センター」で、民主党のシンボルカラーの青色に染まった。スーパースターのマイケル・ジョーダンさんと共に活躍した名選手で、パリ五輪で米国チームを金メダルに導いた監督スティーブ・カーさんが演説し、11月の選挙後には「(共和党候補)トランプ(前大統領)におやすみと言えるはずだ」と語った。