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共同通信
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【シカゴ共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は22日、西部アリゾナ州のメキシコ国境にある「壁」近くを訪問し、民主党候補のハリス副大統領が国境管理を怠り、不法移民の大量流入を招いたと批判した。「ハリス氏は世界の犯罪者が入国できるように国境を開放したがっている」と記者団に述べた。
アリゾナ州は大統領選の勝敗の鍵を握る接戦州で、移民対策は最大の争点の一つ。トランプ氏は移民による凶悪犯罪が増えているとの持論を展開し、返り咲けば「国境を閉鎖する」と強調。自身への投票を呼びかけた。