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共同通信
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自民党の小泉進次郎元環境相(43)が9月の党総裁選を巡り、来週後半にも立候補を表明する方向で調整に入った。31日が軸となる。「脱派閥」を掲げる菅義偉前首相や中堅・若手が支持し、推薦人20人の確保にめどが立っている。知名度が高く、次期衆院選に向けた「選挙の顔」として支持が広がる可能性がある。関係者が22日、明らかにした。高市早苗経済安全保障担当相(63)も来週中に正式に名乗りを上げる方向だ。
小泉氏は2009年、衆院神奈川11区で初当選し現在5期目。父は純一郎元首相。安倍内閣や菅内閣で環境相を務めた。総裁選への出馬は初めて。保守層の支持を狙い、憲法改正を前面に打ち出す構えだ。小林鷹之前経済安保相(49)も総裁選出馬を正式表明しており、40代の候補が2人となる。世代交代が総裁選の争点の一つとなりそうだ。
ただ、小泉氏は環境相時代に気候変動問題について「セクシーに取り組む」とした発言が波紋を呼んだことがあり、総裁選での論戦を不安視する向きもある。