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共同通信
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【マニラ共同】フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領は25日の声明で、父ドゥテルテ前大統領と関係が深い南部ダバオの宗教団体施設を警察が強制捜査したことが「権力の乱用」に当たるとしてマルコス政権を非難した。2022年の大統領選でマルコス氏と連携し、団体信者らにマルコス氏への投票を促したのは間違いだったとして信者らに許しを求めた。
一方、警察は強制捜査で人身売買の疑いがある母子を保護したと発表した。宗教指導者キボロイ容疑者の逮捕状執行を目指していたが、身柄を確保したとの情報はない。
ドゥテルテ前大統領は声明で、強制捜査が暴力的対立に発展し、信者1人が死亡、多数が負傷したと指摘した。