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共同通信
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静岡県が、富士山を夜通し登る「弾丸登山」などの危険な行為が問題となっていることを受け、県内3ルート(富士宮、御殿場、須走)での入山料(通行料)徴収や、通行時間の制限を検討していることが27日、県への取材で分かった。現地の状況を調べ、来年の夏山シーズンでの規制実施を目指す。
山梨県は今夏から吉田ルート5合目にゲートを設け、午後4時~午前3時は山小屋を予約している人以外の入山をできなくした。登山者の1日当たりの上限を4千人とし、通行料2千円の支払いも義務化した。
一方、静岡県側は登山道が県有地でないため条例による規制が難しく、深夜の登山を控えるよう呼びかける程度にとどまっている。