男性刺殺で懲役20年求刑、大阪

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共同通信
大阪地裁

 2018年に大阪府羽曳野市の路上で韓国籍の会社員崔喬可さん=当時(64)=を刺殺したとして殺人罪に問われた無職山本孝被告(48)の裁判員裁判が28日、大阪地裁(山田裕文裁判長)で開かれ、検察側は懲役20年を求刑した。

 検察側は論告で、被告は当時、崔さんの知人女性宅の隣に住み、植木鉢の置き方などを巡り崔さんとトラブルになり、恨みの感情を持っていたと指摘。現場近くのドライブレコーダーに身長や衣服の特徴が被告と合致した人物が写っていたとした。

 弁護側は公判で、被告が所持する刃物や衣服に崔さんの血液が付着していなかったことなどから無罪を主張。