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共同通信
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【パリ共同】第17回夏季パラリンピック・パリ大会は28日(日本時間29日)、フランス革命の舞台となった市中心部のコンコルド広場で開会式が行われ、開幕した。五輪を3度開催しているパリが、1960年大会を第1回とする障害者スポーツの祭典を迎えるのは初めて。障害、健常者の分け隔てのない「共生社会」の実現や多様性の尊重を訴える機会となる。日本勢は海外開催の大会で最多の175選手が参加。メダル総数で過去最多だった2004年アテネ大会の52個を上回る好成績を狙う。
11日閉幕の五輪と同じく「広く開かれた大会に」をスローガンに掲げ、初めて開会式を競技場外で実施。選手団はパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」が設置された凱旋門をバックに、シャンゼリゼ通りを行進。
大会は9月8日までの12日間。史上最多の167の国・地域と難民選手団の4400選手がエントリーし、22競技549種目でメダルを争う。ウクライナに侵攻するロシアと同盟国のベラルーシ勢は、個人の中立選手(NPA)として96人が参加。女性比率は約45%で史上最高となった。