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共同通信
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教育無償化を実現する会の前原誠司代表(衆院京都2区)が、地元の京都市議が喪主だった葬儀に名前入りの供花を贈っていたことが28日、分かった。選挙区内の有権者への寄付行為を禁じた公選法に違反する可能性がある。同日、京都市内で取材に応じた前原氏は「今後は喪主が選挙区内の場合は贈らないようにしたい」と述べた。
前原氏によると、国民民主党に所属する京都市議の親族の通夜・告別式が21、22日に大津市で営まれた。前原氏は通夜のみ出席し、自身の名前が明記された供花を贈った。
総務省によると、葬儀場所が選挙区外でも「喪主が選挙区内に在住している場合、法に抵触する可能性がある」という。