ニューヨーカーを唸らせる話題の和朝食 OKONOMI・YUJI Ramen Manhattan POP-UP

 

ニューヨーカーを唸らせる話題の和朝食
マンハッタンに初進出

「日本の家に来たみたい」

OKONOMI・YUJI Ramen
Manhattan POP-UP

 

旬の魚からメインを選べる「焼き魚セット」

 

きんぴらごぼうに卵焼き、お漬物にほかほかのご飯…日本のザ!朝食でニューヨーカーの心を掴む「OKONOMI・Yuji Ramen」をご存知だろうか? 2013年にブルックリン区ウィリアムズバーグにオープンしてから約11年、日本人コミュニティだけでなく現地のニューヨーカーにも愛される同店は、SNSでの評判も上々。とあるインフルエンサーがTikTokに投稿した動画は5万回以上も再生され「ここ大好き!」「日本の家に来たみたい」と、さまざまなコメントも寄せられている。

今回はそんな注目店が、8月12日〜10月27日の期間限定でマンハッタン区に初進出。「人の動き、バイブスも違うシティでの挑戦は非常に楽しみですね。土・日は観光客を含め、多くの人に来店してもらえると思いますが、平日の朝の動きは気になります」と担当者。マンハッタン区の忙しいオフィスワーカーと、朝9時30分から朝食を販売する同店との化学反応にも期待を寄せる。

本店ではディナータイムでしか食べられない「お魚ラーメン」や「まぜ麺」(各2種類ずつスタンバイ)も朝9時30分のオープンから並ぶほか、「うな重セット」、サーモンやアマダイ、メカジキやサワラなど旬の魚からメインを選べる「焼き魚セット」(一汁三菜・五菜から選べる)も用意。

熱々の白ごはんの上には「おかか」をトッピング

「お魚を食べられるという理由のほか、盛り付けの美しさにもニューヨークの人たちはかなり惹かれているようです」と、担当者も自信を見せる同朝食。魚を中心に色とりどりに並べられたおかずには、ニューヨークならではのアレンジも。例えばグリーンのポテトサラダには、日本のネギのような味わいが特徴のRamps(ランプス)が使用され、食感のアクセントとしてFennel(ファンネル)が潜んでいたりと、普段の”朝食”では見かけないような、意外な素材との出会いも魅力のひとつとなっている。

味覚、視覚を駆使した新たなアプローチでニューヨークの朝食に新たな風を吹き込み続ける「OKONOMI・Yuji Ramen」、マンハッタンでの営業は残り2か月あまりなので気になる人は足を運んでみて。

(取材・文・写真/ナガタミユ)
 

OKONOMI・YUJI Ramen Manhattan POP-UP
110 Madison Ave.(bet. 29th & 30th Sts.)
8月12日〜10月27日
9:00 – 14:30 / 17:00 – 21:00
火曜休業
www.okonomi.us

スタイリッシュかつ温かみのある内装