立民・枝野氏、野党連携を再考

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共同通信
さいたま市で講演する立憲民主党の枝野前代表=1日午後

 立憲民主党代表選への立候補を表明した枝野幸男前代表(60)は1日、地元・さいたま市の会合で、次期衆院選では共産党など他の野党との連携を見直す考えを重ねて示した。「全国共通して他の党と組んでいる限り、政権は取れない」と述べた。代表として共産と共闘した2021年衆院選に触れ「3年前と決定的に考えが違う」とした。

 21年衆院選を「われわれの目指す社会が見えにくくなる状況をつくってしまった」と振り返った。

 官房長官が管理し、使途が公表されない内閣官房報償費を巡っては、自身の経験を踏まえ「公開しても困らないものがほとんどだ」と指摘。政権奪還が果たされれば、公開範囲を広げると主張した。