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共同通信
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兵庫県明石市の主な水道水源である明石川で検出された有機フッ素化合物「PFAS」を巡り、市民団体「明石川流域のPFAS汚染を考える会」は3日、周辺住民33人に実施した血液検査の結果を公表した。約半数の16人が米国の血中濃度指針値を超え、健康被害が懸念されるとした。
検査対象は明石川から水道水が供給される地域に10年以上住む10~80歳代で、結果を解析した小泉昭夫京都大名誉教授(環境衛生学)は「検査人数が少なく確かではないが、水道水が要因と推定される」と指摘。同会は大規模な調査を市に求めていく考えを示した。
明石川の水は、地下水などと混ぜ水道水として供給されている。