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共同通信
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斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で県議会の調査特別委員会(百条委員会)は6日、斎藤氏の最側近だった片山安孝元副知事に初めて証人尋問した。7月に辞職した片山氏は、文書を作成した元県幹部の男性を直接聴取しており、公益通報と扱わず停職処分とした経緯がどこまで明らかになるかが焦点。午後は斎藤氏に尋問を行う。
日本維新の会はこの日の証言を踏まえ斎藤氏への不信任決議案を出すかどうか判断すると表明しており、近く結論を示す見通し。県議会最大会派の自民党は6日夜に総会を開き、不信任案を含めた対応を協議する。
6日の尋問は告発文書を公益通報と扱わなかった経緯を中心に追及。作成した男性は片山氏の聴取を含む内部調査の結果、停職処分を受け、7月に死亡。県の対応に批判が集中する事態となり、片山氏は県政混乱の責任を取るとして辞職した。
6日は片山氏の尋問に先立ち、県産業労働部長が出頭。男性のパソコンにあった私的な情報について片山氏から知らされたと証言した。