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共同通信
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青森県は9日、クマに襲われ女性が死亡するなど人身被害が相次ぎ、「十和田八幡平国立公園」の一部エリアで続く入山規制について、登山道パトロールなどで安全確保のめどが立ったことから全て解除すると明らかにした。大岳北側の「八甲田温泉赤倉岳線」や「毛無岱線」などを14日に、南側の「八甲田登山線」などを21日に、それぞれ解除する予定。
宮下宗一郎知事は記者会見で「しっかりと安全対策をした上で、秋の行楽シーズンを楽しんでほしい」と話した。
八甲田山系では6月、タケノコ採りに来ていた80代女性がクマに襲われ死亡。他にも人身被害が続き、周辺への立ち入りを規制。