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共同通信
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宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の女性が昨年秋に急死した問題を受けて、俳優らの労働実態を調べていた西宮労働基準監督署(同県西宮市)が、歌劇団に是正勧告したことが6日、分かった。歌劇団が発表した。
労基署は昨年から、歌劇団に立ち入り調査。法令違反の有無などの確認を進めていた。
女性は昨年9月に宝塚市内で死亡。遺族側は過重労働と上級生俳優らのパワハラが原因の自殺だと主張し、今年3月に歌劇団と運営する阪急電鉄が謝罪、補償することで双方が合意した。
歌劇団と運営する阪急電鉄は「是正勧告を重く受け止めて適切に対処し、改革に向けた取り組みを続けていく」とのコメントを出した。