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共同通信
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【ソウル共同】韓国訪問中の鬼木誠防衛副大臣は11日、ソウルで金龍顕国防相を表敬訪問した。核戦力を増強する北朝鮮への対応などを巡り協議し、日韓、日米韓の安全保障協力を引き続き強化していくことで一致した。鬼木氏は韓国国防省主催の国際会議「ソウル安保対話」に出席し、ロシアと中国、北朝鮮の軍事協力強化への警戒を訴えた。
韓国国防省によると、金氏は会談で、北朝鮮の核・ミサイル能力の高度化やロ朝の軍事協力に言及し「韓日、韓米日の緊密な協力が必須だ」と述べた。両者は来年の日韓国交正常化60年に向けて防衛協力を発展させていく方針も確認した。