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共同通信
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【北京共同】北朝鮮メディアは14日、金正恩朝鮮労働党総書記が、訪朝したロシアのショイグ安全保障会議書記と13日に会談し「両国の戦略対話を深め続け、互いの安全利益を守るための協力を強める」ことで一致したと報じた。会談は2度あり、金氏がショイグ氏を厚遇する姿勢を示した。
ロシアのウクライナ侵攻後にロ朝は急速に接近。6月の首脳会談では有事の軍事援助を規定した包括的戦略パートナーシップ条約に署名するなど、北朝鮮の外交はロシアへの傾斜が際立っている。一方、今回の会談で、ロシアへの弾薬供与など具体的な軍事協力への言及は伝えられなかった。