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共同通信
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政府が、2025年の大阪・関西万博で、国立極地研究所(東京都立川市)が保管している「火星の石」を目玉の一つとして展示する方向で調整していることが17日、分かった。00年に日本の観測隊が南極で発見し、その後の分析で火星から地球に飛来した隕石だと分かった。
盛山正仁文部科学相は閣議後の記者会見で「今回の展示が実現すれば、観測隊や極地研の活動を知ってもらう良い機会になる」と述べた。
万博の開催期間中に無人探査機を火星圏に到達させ、映像を会場に中継する計画があったが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げを24年から26年度に延期したため実現できない見通しとなっている。