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共同通信
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【ワシントン共同】米メディアによると、15日にフロリダ州でトランプ前大統領の暗殺未遂事件を巡り拘束されたライアン・ラウス容疑者(58)は交流サイト(SNS)でトランプ氏について「米国人を再び奴隷にして支配する」などと批判していた。過去には機関銃を所持していたとして訴追されたこともあった。
容疑者のものとされるソーシャルメディアのアカウントにはノースカロライナ州の大学を卒業し、2018年からハワイ州で自営業と記されていた。建設関係の仕事に就いていたことがあったという。
20年大統領選の際、民主党系の献金サイトに送金し、今春にはノースカロライナ州の民主党予備選で投票。4月にX(旧ツイッター)で大統領選に関し「われわれは負けるわけにはいかない」と強調した。
7月のペンシルベニア州でのトランプ氏暗殺未遂事件後にはバイデン大統領とハリス副大統領に犠牲者の葬儀に参列するよう呼びかけていた。トランプ氏が犠牲者のために「何かをすることはない」と指摘していた。