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共同通信
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【シリコンバレー共同】中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国内での禁止につながる規制を盛り込んだ新法が、表現の自由を保障する憲法に違反するかどうかを争う訴訟の初めての口頭弁論が、首都ワシントンの裁判所で16日、開かれた。米メディアによると、意見聴取でティックトックと米政府はいずれも以前からの意見を主張した。
ティックトックは、米国で約1億7千万人の利用者を抱える人気アプリ。新法はティックトック運営側が米国事業を期限内に売却しない場合、アプリ配信を禁じる内容で、4月にバイデン大統領が署名して成立。訴訟はティックトック側が差し止めを求めて5月に起こした。