マンハッタンから車で30分圏内
住宅価格が最も手頃な13地域
2023年8月~24年8月までの、ニューヨーク市の住宅販売価格の中央値は1平方フィートあたり441ドルと、一般市民にとって手の届かないものとなっている。ニューヨークポストは16日、不動産データベースの「PropertyShark」がまとめた「マンハッタン区から車で30分圏内の住宅価格が最も手頃な13のコミュニティ」を紹介した。
これらコミュニティのうち11カ所は、ニュージャージー州内にある。トップは、住宅価格中央値が1平方フィートあたり228ドルのニューアーク。続いて、286ドルのベイヨンだ。いずれも、ローワーマンハッタンから30分以内の距離にある。調査では、ニュージャージー州ハドソン郡が注目され、ベイヨンの他、ガットンバーグ、カーニー、セコーカス、ユニオンシティ、ノースバーゲンと、6つの町がリストに名を連ねている。バーゲン郡では、ラザフォードとリンドハーストがリスト入りを果たした。
ニューヨーク市内からは、299ドルのブロンクス区がマンハッタンから30分圏内で3番目に手頃な価格の住宅が購入できる地域に選ばれ、440ドルのスタテン島が辛うじてリスト入りした。これら地域の住宅は安いだけでなく広さもあり、ニューアークとベイヨンの住宅は、全米の中央値2140平方フィートに近い水準だ。手頃な価格、広さ、都市へのアクセスと、三拍子そろった賢い投資先だ。
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