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共同通信
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ロシア軍の哨戒機による領空侵犯に関し、木原稔防衛相は24日の閣議後記者会見で、中国軍機の領空侵犯や中国海軍の空母「遼寧」の接続水域航行に触れ「短期間で立て続けにこうした事案が起きていることに強い危機感を有している」と述べた。
ロシア海軍と中国海軍は今月、合同演習を日本海で実施。23日には中ロの艦艇計8隻が宗谷海峡から太平洋に向けて共同航行しており、防衛省が領空侵犯と関連があるかどうか分析を続けている。
防衛省によると、ロシア機は23日午後、北海道・礼文島北側の海域上空で、3回にわたり約30秒~1分間、日本の領空に入った。空自の戦闘機がスクランブルし、「フレア」を発射した。