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共同通信
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【北京共同】中国紙、北京日報(電子版)は25日までに、NHKラジオ国際放送などの中国語ニュースで原稿にはない発言をした中国人の元外部スタッフがインタビューで「日本政府とメディアが侵略の歴史を否定し、軍国主義を美化していることが許せなかった」ことを発言の理由として主張したと報じた。
元スタッフは8月19日、靖国神社で落書きが見つかったニュースを読み上げた際、沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」と発言した。
同紙のインタビューで、ニュースの原稿が「軍国主義に死を」という落書きの文言に触れていなかったとし「NHKは意図的に避けた。国民を欺き、客観報道に反している」と持論を展開。