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共同通信
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次期首相を決める自民党総裁選の投開票が27日に迫る中、共同通信社は25日、終盤情勢を探った。国会議員票の動向に各都道府県連、党関係者への取材を加味したところ、石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)が激しく競り合う構図となった。過去最多9人が立候補する混戦で、1回目の投票で過半数を獲得できず、上位2人による決選投票が確実な情勢だ。態度未定の議員は40人以上おり、流動的要素は残る。
総裁選は368人の国会議員と党員・党友票(地方票)368票の計736票で争われる。地方票は投票用はがきの投函期限が24日となっているため、各陣営は議員票に照準を合わせ働きかけを強めている。
地方票では、石破氏が東京など大票田を中心に満遍なく票を固めトップ。保守的な政策を重視する支持層から支持を集める高市氏が続き、小泉氏が追う展開とみられている。3氏が他の6人を大きく引き離している。
国会議員票は、小泉氏が50人強を固めてリードする。