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共同通信
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香港で2014年に発生した大規模民主化デモ「雨傘運動」から10年を迎え、東大駒場キャンパスで26日、記念シンポジウムが開かれた。運動を指導した活動家らが来日して参加し「運動の精神は死んではいない。いつか香港の民主化が実現すると信じている」と訴えた。
デモで香港の金融街占拠を指導、その後実刑判決を受け服役した陳健民・元香港中文大副教授は「雨傘運動は多数の学生らが集まった歴史的な抗議運動で、若者が香港人アイデンティティーを持つきっかけとなった」と振り返った。
陳氏は19年の香港反政府デモにも触れ「雨傘運動が進化した。今後、民主化運動がさらに発展し復活する可能性もある」と期待を込めた。