Published by
共同通信
共同通信
小泉龍司法相は27日の閣議後記者会見で、袴田巌さん(88)を再審無罪とした静岡地裁判決の受け止めを問われ「大臣として所感を述べることは差し控える」と話すにとどめた。再審制度の在り方については「確定判決の法的安定性と、個々の事件における是正の必要性との調和点をどこに求めるかだ」と言及。その上で、刑事司法手続きの在り方を話し合う法務省の協議会で、有識者による充実した議論が行われるよう尽力するとした。
松村祥史国家公安委員長は「今後、検察当局において判決内容を精査し、対応を検討するものと承知している。私からのコメントは控えたい」と述べた。
No related posts.
No related posts.