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共同通信
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自民党の石破茂総裁は28日、総裁選から一夜明け党役員・閣僚人事の本格検討に着手した。幹事長をはじめとする党四役や内閣の要となる官房長官に誰を据えるかが焦点だ。同時に早期の衆院解散・総選挙の意向も示しており、準備を加速させる方針だ。
人事を巡っては、総裁選で自陣の中核を担った岩屋毅元防衛相、赤沢亮正財務副大臣、青木一彦元国土交通副大臣らを重要ポストに起用する可能性が取り沙汰される。
決選投票で21票差だった高市早苗経済安全保障担当相ら他の総裁選候補の処遇も注目される。
衆院選に関し、石破氏は27日のBS番組で国民に判断材料を提示した上で「早ければ早いに越したことはない」と言明。与党内では10月27日や11月10日投開票の見方がある。
石破氏は党都道府県連に対し、次期衆院選の公認予定候補者を10月7日までに申請するよう通達した。今月28日午後には衆院選用のポスター撮影にも臨む。
石破氏は10月1日召集の臨時国会で岸田文雄首相の後継となる第102代首相に指名される。