Published by
共同通信
共同通信
自民党の根本匠元厚生労働相(73)=衆院旧福島2区=が次期衆院選に立候補しない意向を固め、周辺に伝えたことが28日、党関係者への取材で分かった。根本氏は旧岸田派の事務総長として岸田文雄首相を支えた。30日に地元の福島県郡山市で記者会見して表明する方向だ。
関係者によると、岸田氏の退陣を区切りとして不出馬を決めた模様だ。後任は根本氏の秘書を務める長男が有力との見方が出ている。
根本氏は1993年に初当選し、現在9期目。復興相や厚労相などを歴任した。