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共同通信
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立憲民主党の野田佳彦代表は30日、午後に決定する自民党四役人事を疑問視し、「バランスを取った人事だ。反主流派で筋論を通してきた石破茂総裁が、筋を通せなくなる可能性がある」と語った。「早めの衆院解散・総選挙につながっている印象だ」とも指摘した。
衆院解散を巡り、石破氏は事実上首相が判断する「7条解散」に反対していたとして、10月27日投開票とする意向を固めたことを「最初から筋が曲がっている」と批判。予算委員会などでの論戦を重ねて求めた。
これに先立つ街頭演説では裏金事件に触れ「新しい事実が次々と出てきているのに再調査をしない。臭い物にふたをする解散としか思えない」と非難した。