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共同通信
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盛山正仁文部科学相は1日、最後の閣議後記者会見で約1年の任期を振り返り、旧統一教会の関連団体から選挙支援を受けた疑惑に関する報道に不満を述べた。「一番しんどかった。本当にひどい報道だった」と語った。
盛山氏と教団側の関係を巡っては今年2月以降、2021年の衆院選で選挙支援を受けた疑いや、盛山氏の署名がある教団側の推薦確認書の写真などが報じられた。盛山氏は署名について国会質疑で「記憶がない」と繰り返し答弁し、批判を浴びた。
盛山氏は1日の会見で「教団側がマスコミの力を借りて『自分たちは悪くない、被害者だ』と言わんばかりの報道は正直いかがなものかなと感じている」と苦言を呈した。