青葉被告二審も責任能力争う方針

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共同通信
青葉真司被告

 36人が死亡、32人が重軽傷を負った2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で死刑判決を言い渡された青葉真司被告(46)側が、刑事責任能力があるとした一審京都地裁の判断に誤りがあるとする控訴趣意書を大阪高裁に提出したことが2日、関係者への取材で分かった。控訴審の期日は決まっていない。

 一審判決によると、19年7月18日午前10時半ごろ、社員ら70人がいた京都市伏見区の京アニ第1スタジオに侵入し、社員やその周辺にガソリンを浴びせかけ放火。36人を殺害し、32人に重軽傷を負わせた。