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共同通信
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交流サイト(SNS)上で著名人などをかたって投資に勧誘する「SNS型投資詐欺」の1~8月の被害額が約641億4千万円に上ったことが1日、警察庁のまとめで分かった。前年同期比で約527億4千万円増。認知件数は4639件となり、3593件多い。
月別では4月の被害額約115億1千万円、認知件数808件がピーク。被害額は4カ月連続での減少となったが、認知件数は2カ月連続で増えており、警察庁が注意を呼びかけている。
犯人側がかたった職業は「投資家」が最多。「その他著名人」や「会社員」、「芸術・芸能関係」も目立つ。犯人側と被害者が最初に接触した主なツールは、インスタグラム、LINE(ライン)、フェイスブックが多い。各ツール内のバナー広告やダイレクトメッセージ、グループ招待を通じての被害が目立った。
SNSで恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取るロマンス詐欺は、1~8月の認知件数が前年同期比で1267件増の2229件、被害額は約139億3千万円増の約236億5千万円だった。