◆ ハミルトン(Hamilton)◆
【見どころ・受賞歴】
2015年開幕。アメリカ建国の父アレクサンダー・ハミルトンの生涯を、ヒップホップやR&Bを用いて描いた斬新な作品。トニー賞では、最優秀ミュージカル賞や最優秀作詞作曲賞など11部門を受賞し、グラミー賞やピューリッツァー賞も獲得した。おすすめポイントは何といっても、演目全体を通して繰り広げられる迫力あるラップ。いくつもの濃い人間ドラマが入り混じるストーリーも良く、「どんな学校の授業よりも、アメリカ独立戦争時代の歴史を分かりやすく学べる」といった声も。
【あらすじ】
アメリカ建国の父の1人であるアレクサンダー・ハミルトンの生涯を描いたミュージカル。貧しい移民・孤児からスタートし、独立戦争や政治の舞台で活躍するハミルトンの成功と苦悩が描かれている。彼の野心、友情、家族、そして宿敵アーロン・バーとの対立を通じて、アメリカの歴史と人間ドラマが一挙に展開される作品である。
劇場
リチャード・ロジャース劇場(Richard Rodgers Theatre)
226 W 46th St
◆ シカゴ(Chicago)◆
【最新ニュース】
「Who’s the Boss?」や「Charmed」で有名なテレビスターAlyssa Milanoが、9/16〜11/10限定でロキシー役を演じる。
【見どころ・受賞歴】
1975年開幕。1920年代のシカゴを舞台に、犯罪とスキャンダルをブラックコメディとして描いた作品で、1996年にリバイバル版が公演を開始し、現在も続くロングラン公演となっている。トニー賞では、最優秀リバイバル・ミュージカル賞を受賞しており、数々の栄誉を獲得。おすすめポイントは、洗練されたジャズ音楽とスタイリッシュなダンス、そして大人向けのユーモアや社会風刺が散りばめられたストーリー。
【あらすじ】
1920年代のシカゴを舞台にした犯罪とスキャンダルを描いたミュージカル。主人公ロキシー・ハートは、不倫相手を殺害し刑務所に入るが、そこで人気歌手のヴェルマ・ケリーと出会う。2人は自分の名声を取り戻すためにマスコミや法律を利用し、巧妙に立ち回る。野心、裏切り、名声をテーマにしたブラックコメディ。
劇場
アンバサダー劇場(Ambassador Theatre)
219 W 49th St
◆ ムーラン・ルージュ!(Moulin Rouge!)◆
【最新ニュース】
10/13(日)まで、オリジナルキャストJoJoとAaron Tveitのスペシャル公演を実施中。
【見どころ・受賞歴】
2019年開幕。2001年の映画を基にした華やかな作品で、パリのナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」を舞台に、若い作家クリスチャンとスター歌手サティーンの恋愛を描いている。トニー賞では、最優秀ミュージカル賞や最優秀舞台美術賞を含む10部門を受賞。おすすめポイントは、パリのキャバレーに来たのかと錯覚するような豪華絢爛な舞台セット。そして、現代のヒット曲をストーリーと上手くマッチさせた演出にテンションが上がること間違いなし。圧倒的エンターテインメント。
【あらすじ】
1900年代初頭のパリを舞台にした華やかなラブストーリー。若い作家クリスチャンが、ムーラン・ルージュのトップスターであるサティーンと恋に落ちるが、彼女は裕福な公爵(デューク)との関係を強いられている。夢と愛を追い求める2人の関係は、困難な選択に直面する。情熱、音楽、悲劇が絡み合う感動的な物語。
劇場
アル・ヒルシュフェルト劇場(Al Hirschfeld Theatre)
302 W 45th St