◆ MJ ◆
【見どころ・受賞歴】
2022年開幕。マイケル・ジャクソンの音楽と人生に焦点を当て、1992年の「デンジャラス・ツアー」のリハーサルを通じて彼のキャリアや内面的な葛藤を描いている。トニー賞では、最優秀振付賞や最優秀主演男優賞を含む4部門を受賞。おすすめポイントは、まるでライブに来たかのような盛り上がり。彼のヒット曲(ジャクソン5時代を含む)をふんだんに使用し、ダンスやパフォーマンスの再現具合は目を見張るほど。加えて幼少期からの父親との確執など「陰」の部分も描かれており、彼の人生について改めて考えさせられる作品。
【あらすじ】
マイケル・ジャクソンのキャリアとその裏側を描いたミュージカル。舞台のはじまりは1992年のワールドツアーのリハーサル。彼のヒット曲と共に、幼少期からスーパースターへと成長する過程や、音楽への情熱、苦悩、プレッシャーが描かれる。伝説的なアーティストの辿った人生への理解が深まること間違いなし。
劇場
ニール・サイモン劇場(Neil Simon Theatre)
250 W 52nd St
◆ バックトゥザフューチャー(Back to the Future)
【見どころ・受賞歴】
2023年開幕。1985年の同名映画を基にした作品で、「タイムトラベル」をテーマにした冒険が繰り広げられる。タイムマシーンを始めとする、映画の象徴的なシーンが忠実に再現された舞台は「お見事」の一言。トニー賞では、最優秀音響デザイン賞を受賞した。おすすめポイントは、映画ファンもそうでない観客も楽しめるストーリー性と、テーマパークのアトラクションにいるかと錯覚するようなダイナミックな特殊舞台演出。
【あらすじ】
1980年代の映画を基にした、タイムトラベルをテーマにしたミュージカル。主人公マーティ・マクフライが、科学者ドクの作ったタイムマシンで1955年に戻り、若い頃の両親と出会う。過去に影響を与えたことで未来が変わる危機に直面し、マーティは元の時間に戻るために奮闘する。友情と家族の絆が描かれた冒険物語。
劇場
ウィンターガーデン劇場(Winter Garden Theatre )
1638 Broadway
◆ シックス(Six)◆
【最新ニュース】
2025年1月〜日本でも来日&日本キャスト版が上演される予定で、日本キャスト版にはソニンや田村芽実、鈴木瑛美子や豊原江理佳など、実力派ミュージカル俳優が揃い踏み。
【見どころ・受賞歴】
2021年開幕。イギリス王ヘンリー8世の6人の元妃たちが自分の物語をポップに歌いながら語る、斬新な歴史ミュージカル。トニー賞では、最優秀衣装デザイン賞や最優秀オリジナル楽曲賞などを受賞。おすすめポイントは、キャストが6人しかいないとは思えない、エネルギッシュなパフォーマンス。ブロードウェイ公演には珍しく休憩なしの80分。
【あらすじ】
イギリス王ヘンリー8世の6人の元妻たちが主人公のミュージカル。元妃たちは、自分たちの視点で人生と結婚について歌いながら、誰が一番過酷な運命をたどったかを競い合う。彼女たちの苦悩や強さを現代風のポップな音楽に乗せて描き、歴史の新たな一面を明らかにする。女性の力強さや自己表現がテーマの斬新でユーモラスな作品である。
劇場
レナ・ホーン劇場(Lena Horne Theatre)
256 W 47th St
◆ &ジュリエット(& Juliet)◆
【見どころ・受賞歴】
2022年開幕。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を基にし、もしジュリエットがロミオの死後も生き続け、新たな人生を選んだらというユニークな物語を描いている。トニー賞では、最優秀オリジナル楽曲賞や最優秀衣装デザイン賞などを受賞。おすすめポイントは、数あるジュークボックスミュージカルのなかでも最近のヒット曲がふんだんに使われていること、ジュリエットの自己発見と成長から「フェミニズム」についても考えさせられる感動的でポジティブなストーリー。
【あらすじ】
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を基にしたミュージカル。ジュリエットがロミオの死後、新たな人生を選び、冒険と自己発見の旅に出る物語である。彼女は友人たちと共に、自分の未来を自ら切り開こうとする。古典的な悲劇をユーモアと現代的な視点で描き、愛と自己肯定をテーマにしたジュークボックスミュージカル。
劇場
スティーブン・ソンドハイム劇場 (Stephen Sondheim Theatre)
124 W 43rd St
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