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(3日、クィーンズ)Photo: Keiko Tsuyama
アメリカ東海岸およびメキシコ湾岸の港湾労働者が1日、ストライキに突入した。バイデン政権は介入しない方針で、ストは長期化の可能性が高まっている。一部の物資の供給網が寸断され、価格上昇や品不足の懸念が出始めた。USAトゥデーが2日、伝えた。
心配なのははまず、「魚介類」。アイスランドやカナダからのタラ、タイやエクアドルからのエビなどは冷凍輸送が必要となり、貨車を使うことができない。携帯電話、コンピューターなどの「電気製品」も多くがベトナムやインドネシアから東海岸に海上輸送されている。「医薬品」は、空輸も可能だがコスト高。労使交渉が1カ月以内にまとまらなければ、品不足になりかねない。
さらに「車および車のパーツ」。特に欧州車で影響が大きい。「
「ホリデーシーズン用おもちゃ、ギフト類」。
ストに入ったのは国際港湾労働者協会(ILA)
編集部のつぶやき「近所のしっかりママは?」
近所のしっかりママ、マリーアは早速、トイレットペーパーとパントリーの食品補充をしたというから、さすが!一方、港湾労働者は、エッセンシャルワーカー。彼らがパンデミック時も休みなく働いたから、スーパーにはちゃんと品がそろっていた。その「対価」はあってもいいのでは?(KT)
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