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共同通信
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伊東良孝沖縄北方担当相は5日、就任後初めて沖縄県を訪れ、玉城デニー知事と県庁で会談した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設計画の断念と国・県の対話などを求める要望書を手渡され「沖縄発展のために一生懸命、頑張る。要望はしっかり受け止め、精査したい」と語った。
玉城氏は「戦後80年近くを経た今も、沖縄の過重な基地負担が続いている」と強調し、沖縄の課題解決に向け、協力を要請した。
要望書には、石破茂首相が改定に意欲を示す日米地位協定について、抜本的な見直しを明記。戦後80年を迎える来年に実施する平和祈念事業として、旧日本軍司令部跡の保存や公開への財政支援も盛り込んだ。