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共同通信
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「日本三大和紙」の一つとされる土佐和紙の製造会社「イノウエ」(高知県土佐市)は、売り上げが低迷する苦境を打破しようと、土佐和紙のコーヒーフィルターの開発・販売を手がけている。井上富妃社長(49)は「紙の雑味がなく、おいしくなる。和紙を身近に感じてほしい」と話す。(共同通信=船田千紗)
土佐和紙は福井の「越前和紙」や、岐阜の「美濃和紙」と並ぶ日本三大和紙とされ、薄くても丈夫なのが特徴だ。国の伝統工芸品にも指定されている。
イノウエは障子やふすまなどの建材や包装紙を製造してきたが、和風建築の減少から売り上げが低迷。新事業を模索していたところ、商社からコーヒーフィルターの製造を提案され、2019年に商品化に踏み切った。
このコーヒーフィルターについて、高知市でコーヒーショップを営む礒部仁孝さん(37)は、通常のものと比べて目が粗くて抽出が速く、好みの酸味が出るとして「香りや味など豆の特徴を引き出すことができる」と太鼓判を押す。
イノウエはさらにアピールしようと、これまでビニール製だった商品パッケージも2024年7月に土佐和紙に変更。3枚1100円とし、英語表記も追加して海外への販売拡大を目指す。井上社長は「コーヒーを通して土佐和紙の知名度が広がってほしい」と語った。

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