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共同通信
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自民党千葉県連は、衆院選千葉3区に現職松野博一前官房長官(62)を擁立し、党本部へ公認申請する方針を固めた。県連選対委員長の小林鷹之元経済安全保障担当相が7日、党本部で記者団に明らかにした。自民は派閥裏金事件で党役職停止1年の処分にしたものの、衆院政治倫理審査会での弁明を理由に公認する見込み。
松野氏は裏金事件の震源地となった旧安倍派の実力者「5人組」の一人。同派の事務総長を、2019年9月から官房長官就任の21年10月まで務めた。事件発覚後の23年12月、岸田内閣の官房長官を事実上更迭された。政治資金収支報告書の不記載は18年から5年間で1051万円あった。